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(2005/12/30 改定)
以下、ポケットロジアナに関する質問事項をまとめてあります。
知りたい項目が以下にございません場合は、当社の方までご連絡ください。
ご連絡は mitsugi@mbeware.com までお願いします。
(1) FPGAの内部信号の観測はどのような方法で行われるのですか? | |
ポケットロジアナは、測定したデータをFPGAの内蔵RAMに蓄えます。また、ポケットロジアナの回路自体もFPGAの内部に構成します。FPGAの内部のゲートと内蔵RAMを消費します。 お客様の回路図にロジアナIPのシンボルを呼び出し、その入力にお客様の回路の測定したい信号を接続します。その後、MAX+plus2またはQuartusUでコンパイルおよびピン割当とダウンロードを行うと測定可能になります。測定する信号を変えるには、ロジアナIPへの接続を変更する必要があります。VHDLまたはVerilogHDLからロジアナIPを呼び出すこともできます。 |
(2) ロジアナIP用に専用タップを設けないといけないのでしょうか? | |
FPGA内部のロジアナとパソコンとのデータとコマンドのやり取りのため、FPGAのユーザーI/Oピン4本を使います。JTAGポートは使えません。この点がアルテラ社のSignal Tapとは異なります。 |
(3)測定したデータを保存するときのファイル形式はどのようなものですか? |
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テキストファイルでデータを保存しますので、エディタで開くことが可能です。ポケットロジアナソフトVer5.00から(PL-300シリーズから)、データ形式は下記のようになっています(16進数で保存)。データの前にヘッダーが200行程度あります。 下記は、ポケットロジアナソフトVer5.20からサポートされた圧縮形式です。 下記は、ポケットロジアナソフトVer4.61以前の形式です(2進数で保存)。 |
(4) ノイズ対策はどのようになっているのでしょうか? |
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テストクリップ20本の内、4本をGND、16本を信号にしています。GND4本を測定対象の基板に接続すると、より安定した測定が可能です。パターンジェネレータの出力には、22オームのダンピング抵抗を入れて、信号の反射を抑えています。 |
(5)ロジックアナライザとパターンジェネレータは同時動作可能でしょうか? |
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可能です(PL-320を除く)。 |
(6)入力電圧を誤ってポケットロジアナを壊した場合、修理代金はどれくらいかかりますか? |
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修理の際は、基板ごと交換いたします。費用は以下のとおりです。
参考: ポケットロジアナの入力電圧範囲は−0.5V〜5.5Vです。5nS以下のパルス幅では−1.0V〜6.0Vまで許容できます。 ポケットロジアナの電源OFF(パソコンのUSBポートに接続していない)状態で、ロジアナの入力に上記の範囲の電圧をかけることは可能です(ホットスワップ対応)。 |